2019年8月15日木曜日

じいちゃんと戦争

私のじいちゃんは、言葉数はいつも少なかったけど、とってもやさしい人でした。
小さい頃、小正月になると私の家に来て、みんなで花ガルタをして、遊んだのも思い出の一つです。

じいちゃんは「若葉」というタバコの葉っぱをキセルに詰めて、いつも大事に美味しそうに吸っていました。
お餅をつくるのも上手で、ついた後、お餅に色をつけたり、上手に伸ばして切って、正月用の餅を作ったりしてくれました。その餅を油で揚げて、かた餅という美味しい煎餅を作るのも上手でした。じいちゃん専用の棚の中には、いつも、かた餅入れの缶があって、そこからもらえる、かた餅の味は特別だったことも懐かしいです。


そんなじいちゃんは、若くして戦争に行き、運よく帰ってくることができた一人です。
じいちゃんの足の爪が黒くて、子供心に
「どうして?」と聞くと
「戦争に行って、こうなったんだよ」という答えに、なんか怖くてそれ以上聞けませんでした。それだけで、戦争がすごく怖いものだと十分感じることができたからです。

後々、母が
じいちゃんはビルマに戦争に行ったこと。
日本が戦争に負けて、これ以上戦わなくていいとわかった日、飛行機で再び日本に帰れることになったあの時、同じ仲間の中に病気になった人がたくさんいて、そういう人たちは帰る飛行機に乗れなかったんだそうです。
たくさん、そういう仲間がいたそうです。
それが本当に切なかったと。。。
教えてくれました。

今日は74回目の終戦記念日。
やさしいじいちゃんを思い出しました。

じいちゃんは私が中学生の時に亡くなりました。
私の20歳の成人式の日、じいちゃんが夢に出てきて、「おめでとう!」って、私にとっても綺麗な花束をプレゼントしてくれたこと、すごくリアルだったんで、今もはっきり覚えてます。

私は、じいちゃんも、戦争のことも、これからもずっと胸に刻んで、一緒に生きていきたいと思います。


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